未来のレポーターが集合、取材・編集講座を開催!

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未来のレポーターが集合、取材・編集講座を開催!

「今度編集講座を開いてほしい」
こんな依頼が京都の観光情報フリーペーパー「京都いいとこマップ」をつくる編集部に舞い込みました。依頼主は京都市上京区のギャラリー「be京都」の館長岡元さん。今回、上京区ふれあいネット「カミング」というサイトの管理を請け負うことになり、一緒にサイトを盛り上げる市民レポーターを募集することになったとか。そこで、レポーター登録の説明会を開くので、取材や編集の基本について参加者にレクチャーしてほしい、そんな経緯での講師依頼でした。

開催日は2016年7月5日。会場は「be京都」。梅雨がすっかり過ぎ去ってしまったかのような真夏日でしたが、16名の方々が参加してくれました。主婦、学生、フリーランス、海外の方など、参加者も様々。上京区が好きだったり、書く仕事に興味があったり、参加動機も色々でした。

講座では、「京都いいとこマップ」をつくる時の流れを元に、企画、取材、原稿、校正の基本的な部分を説明。

たとえば、記事の内容を決める時に大切にしたい考え方、取材先にアポイントをとる流れ、人に読んでもらえる原稿を書くコツ、カメラ初心者でもいい感じの写真を撮る方法、校正のポイント。広告制作の経験がある方には、「あるある」とうなずきたくなる話もあったようです。

最後は校正にチャレンジしてみようということで、一枚の原稿を配布。この原稿の中にある間違いをいくつ見つけられるか挑戦してもらいました。目的は、間違いをすべて発見できることではありません。どういうところにミスが潜んでいるかを実感してもらうために用意しました。間違いの数は全部で18カ所。答え合わせをしている時、ニヤニヤしている参加者さんの表情が印象的でした。 約90分にわたった講座。その後は市民レポーターについての説明が館長の岡元さんより行われ、その結果、参加者の半数以上がレポーターに登録してくれたそうです。 これから各レポーターたちは、上京区の魅力や取り組みを取材し、記事を書いていくことになるはず。どんな記事が公開されるのか、私もひとりの読者として楽しみに待ちたいと思います。

レポーター

京都いいとこマップ編集部 北村

創刊12年目を迎える京都の観光情報フリーペーパー「京都いいとこマップ」(奇数月1日発行)。そのイチ編集員が旅行者目線で上京区をご紹介していきます。
公式サイト http://kyoto.graphic.co.jp/

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