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着物でもっと楽しむ都ライト

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▲大黒町エリアの様子。ライトに照らされ映える町家と石畳が美しい。

2018年11月9日(金)~11日(日)に、都ライト‘18が無事終了しました。
都ライトとは、11月に浄福寺通大黒町・上七軒を中心とした西陣エリアにて行う、まちと町家のライトアップイベントで、運営から企画まで学生で行っています。2018年度も、京都市等が大学・学生と地域が『コラボ』して京都のまちづくりや地域の活性化に取り組む企画・事業に支援金を交付し、取組を支援する「大学地域連携創造・支援事業(愛称:学まちコラボ事業)」にも認定されました。


▲上七軒会場。お店も多く、カップルや家族連れなど様々な人でにぎわいました。

今年度は、メイン企画のライトアップの他に、新企画として着物の着付け体験を行いました。
着物は、織物のまちである西陣の地域の方からお借りして、着付けのお手伝いも地域の方々にボランティアとしてお願いしました。

「西陣という織物のまちならではの企画をやりたい」、また「ライトアップの会場を着物で歩く人が増えたらイベントが盛り上がるのではないか」という思いで、この企画を発案しました。

この企画を実施するにあたっては、初めてのことばかりで様々な課題にぶつかりました。
まずは着物がどれくらい集まるのか、そして貸してくれる人はいるのか、着付け場所探し、着付けを手伝ってくださる方の募集など沢山の困難がありました。そのたびに、メンバーと話し合い試行錯誤し、何度も地域のご相談しながら、少しずつ課題を解決していきました。


上の写真は、着物について知るために着付けの練習に伺った際の写真です。着付けを一人で綺麗に着るのはとても難しかったです。


▲当日の着付けの様子。

色々な課題はありましたが、メンバー内や地域の方とのコミュニケーションをはかることで、無事当日を迎えることができました。
着物の体験者の方は留学生の方も多く、着付けをしていただいたの地域の方と参加者とのの交流の場にもなっていました。


▲翔鸞公園に飾られた牛乳パックのキャンドルライト。

▲上七軒会場にはビールスタンドも出ました!

体験者の方からは、「楽しかった」、「来年度もこの企画があれば参加したい」などと満足の声を多数いただくことができました。また、私たちも着物を着て楽しそうにしている姿をみて、この企画をやって良かったと思いました。


▲都ライト・上七軒会場

昨年度と比べてイベント会場内を着物で歩いている方が増え、着物と町家のライトアップの相乗効果でイベント全体が例年以上に盛況だったと思います。来年度もさらにパワーアップして、来てくださる方々に楽しんでいただけるような企画を作っていきたいです。

レポーター

山崎朋香 大塚あずさ

私たちは、同志社女子大学生活科学部人間生活学科3回生です。
住居・被服・環境など生活に関わる幅広いことを日々学んでいます。
都ライト実行委員会は今年度で2年目です。昨年度(2018年度)の経験をとおして、今年度は新企画である着物着付け体験を他2名の後輩とともに企画しました。
都ライトは、毎年11月の中旬に行われます。学生が中心となって作り上げるイベントで、毎年少しずつ変化が感じられると思います。ぜひ、一度お越しください!

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